インビザラインは、ワイヤーやブラケットを使用せず、透明なマウスピース型の装置を使って歯を移動させる新しい矯正方法です。この矯正方法は、目立たず、周囲の人に気づかれにくいという特徴があります。
今回はインビザライン矯正が痛くないか?についてご説明します。
インビザライン矯正は痛くないの?
インビザライン矯正(マウスピース矯正)の大きなメリットは、ワイヤー矯正に比べて痛みが少ないことです。
インビザラインでは、1回のアライナー(マウスピース)の交換で歯が約0.25mm移動します。
この移動距離は少しずつ細かく行われ、効率的なルートがコンピューターシミュレーションに基づいて計画されています。そのため、痛みが大幅に抑えられるのです。また、ワイヤー矯正と比較して、装置が歯茎や粘膜を傷つけることがないため、痛みが軽減されます。痛みが心配な方でも、安心してインビザラインを利用することができます。
インビザラインはこんな時に痛みがあるかもしれません
インビザラインによる矯正治療も、まったく痛みがないというわけではありません。
痛みが生じやすいのは、以下のようなケースです。
- 初めてマウスピースを装置したとき
- 歯が動くときの痛み
- アタッチメントが当たる痛み
- マウスピースを着脱するときの痛み
- 上下の歯がぶつかったときの痛み
まとめ
通常、インビザラインの使用によって「非常に耐えがたいほどの痛み」は生じません。初めて装着したり、装置を交換した際に感じる痛みも、通常は2〜3日でほとんどなくなります。
もしも耐えがたいほどの痛みや4日以上続く痛みがある場合は、すぐに担当の歯科医院へ相談することをおすすめします。